企業WEB担当者が語る!WEB制作会社を選ぶ8つのポイント
多数のWEB制作会社の中から、どんな会社と付き合えば良いのか?
WEB制作会社選びのポイントを、大手タイヤメーカーで約10年にわたってWEBを担当してきた門前氏にインタビューしました。

門前 修(かどまえ おさむ)
大手タイヤメーカーで約10年にわたってWEBを担当。昨年定年延長を終え退職。企業内におけるWEBサイト担当者として、多数のサイトを担当、制作会社、広告代理店の提案を受ける。

どのようなWEBサイトを担当していたのですか?

私が以前勤めていた会社は東証1部上場企業のタイヤメーカーでした、もう退職してから1年以上経ちます。私はもともとタイヤの開発を長年担当していました。高性能スポーツタイヤや、レース用タイヤ、新車用のタイヤなどです。タイヤの技術に詳しく、社内でも顔が利くことから、タイヤの商品紹介をするWEBサイトを、退職するまで約10年以上担当しつづけました。カンナートの望月さんとのお付き合いはかれこれ約10年近くになります。

当初WEBサイト運営にどんな悩みを感じていましたか?

タイヤ開発部門からの異動だったので、まずWEBやHTMLのことをあまり分かっていませんでした。当時WEB制作をお願いしていた会社とは、一旦サイトを制作した後は、商品の追加削除をお願いするぐらいで、デザインがよくないとか、少しごちゃごちゃしているなと思うことがあっても、制作会社から言われるまま、あまり改善されぬままそのままになっていました。簡単に言えば、相談したり、新しい提案を受けたりする形ではありませんでした。

また電話やWEBサイトのお問い合わせフォームを通じて、多数の売り込みが来ていました。WEB制作会社はもちろんのこと、SEM/SEOの会社、各種広告会社等からです。社内から対応の依頼が回ってくるのですが、提案や説明を受けても、どんな手法なのか、効果的なのか、価格が妥当なのか、つまり採用して良いのか悪いのかよく分かりませんでした。

そんな時、当時別の会社で当社のメールマーケティングを担当されていた望月さんから提案を受けて、当時のカンナートさんにWEBサイトの運用をお願いすることになったのです。

WEB制作会社を変えてみてどうでしたか?

企業側WEB担当者が抱える悩み

  • (1)WEB制作の専門家ではなく、専門的な知識に疎いので、WEB制作会社の提案が正しいのかどうか分からない。
  • (2)WEBサイトに関する様々な売り込みの営業があるがどれが良いのか分からない。

まずはリニューアルを行い、デザインがガラリと変わりました。ユーザのサイト来訪の目的をシンプルに「タイヤを探すこと」と明確化して、そのための検索方法を全面に出して様々な方法を用意しました。その後同業他社も次々とデザインを真似てしまったので当たり前になりましたが、当時は画期的でした。 また、本当にいろいろなことを提案していただき実施しました。例えば、掲示板を使って実際に商品開発をしてヒット商品にしたとか、ネットで参加者を募集して、スケートリンクでスタッドレスをつけた車を運転してもらって、感想を聞き、その内容をWEBサイトとTVCMをつかって宣伝したなど、今でも興味深い企画です。

さらに、単なるWEBの企画制作だけでなく、当社のインターネットマーケティングのエージェントとしても動いていただきました。売り込みを受けた会社との打ち合わせにも同席してもらって一緒になって話を聞き判断してもらい、良い提案だと思った場合は実際に実施したこともあります。 望月さんからいつもお願いされていた事は「制作する目的を教えてほしい」ということでした。その目的に対して効果的に実施するのはどうしたらよいか、当社が想定していないような新たな提案を多くしていただきました。単にWEB制作をお願いしていたというよりは、ビジネス課題そのものに対して応えていていただいていたと思っています。

時には、それはインターネットでやらないほうが良いですよという、アドバイスさえいただいたこともあります。その他社内で勉強会を開いて講師をやっていただいたり、時には社内調整までしていただいたり、インターネットのことなら望月さんに聞けば良いといった社内認識がだんだん出てきて、他部署が運営を担当するWEBサイトも含めて、担当していただく範囲がどんどん増えていきました。